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フィリーズレビュー(GII)

先週行われたチューリップ賞が桜花賞トライアルの王道路線であることは過去の傾向が示しているが、昨年フィリーズレビューで2着となったレーヌミノルが桜花賞を制し、一昨年はアットザシーサイドもフィリーズレビューから桜花賞に臨み、3着に好走するなど目が離せない前哨戦となっている。

少頭数となったチューリップ賞とは打って変わって、フィリーズレビューはフルゲートになる見込みで、抜けた人気となりそうな馬も不在、混戦ムードが漂っている今年のフィリーズレビューだが、注目したいのは関東から遠征となるモルトアレグロ。

昨年の阪神JFでは10番人気と低評価ながらも、後方からジリジリ脚を伸ばし、掲示板確保となる5着に好走。

少なくとも血統背景から見れば、マイルも若干長い印象でベストとなる距離ではなかったことは確かである。

1400M以下の距離では(3.1.0.0)という成績が示す通り、今回の阪神1400Mはベストと見ていいだろう。

昨年のすずらん賞(OP)、くるみ賞(500万下)ではパワーを要する馬場で勝ち負けに絡み、そして阪神JFではラスト2ハロン目で11.0秒とキレを問われるレースとなりながらも崩れずに5着に入線したのは善戦といっていい内容である。

先週日曜日の阪神9Rアルメリア賞(3歳500万下)では1:45.4とかなり速い勝ち時計が出ていることからも、現在の阪神はかなり高速化している状態。

モルトアレグロも阪神JFを好走しているように高速馬場でも問題はないが、やはり本質的に見れば時計が掛かったほうがいいのは間違いないだろう。

今週中間に雨が降ることはモルトアレグロにとっては歓迎材料となるはずで、時計が掛かる状況になればさらに浮上してくる1頭で注目したい。

[5]ジョースターライト(4番人気)　騎手：幸英明騎手 

【推奨理由】

馬体絞れて好仕上がり。毛ヅヤよく気配良好。

⇨3着4人気

[7]ハギノグランコート(5番人気)　騎手：佐藤友則騎手

【推奨理由】

歩様大きく、適度に気合乗りも◎。仕上がり良好。

⇨5人気1着

[8]ナムラスパルタクス(6番人気)　騎手：荻野極騎手

【推奨理由】

前進気勢あって、雰囲気◎。馬体も好仕上がり。

⇨6人気8着

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[5]・[7]・[8]の3頭です！

中山4R　3歳未勝利

芝デビューから3戦芝レースで勝ち切れなかったカヴァルが今回ダートに矛先を向けてきたが、血統面を見ればダート路線で活躍するファドーグ(現1600万下)を兄に持ち、「ダート適性アリ」と判断した陣営サイドから出たGOサイン。

同じ未勝利であれば芝よりもダート路線のほうが相手関係は手薄というのが厩舎サイドの見立てで、鞍上にミナリク騎手を確保してきた今回の勝負気配は高い。

阪神2R　3歳未勝利

本日は桜花賞トライアルをはじめ、各場に東京ホースレーシングがクラブ馬を多数送り込んでいるが、その中の1頭である阪神2Rのレッドジョルトを狙いたい。

前走の3歳未勝利(ダ1400M)では勝ち馬から3.1秒差をつけられての惨敗を喫したが、勝ったアカツキジョーと2着ブライトエンパイアが抜けた実力であったことは否めない。

また大敗する結果となったのも実力負けではなく、道中ラップも緩まない中から向こう正面で押し上げて行ったことが直線での失速に繋がる結果となったことは明白で見直しは十分可能。

また前走の大敗で人気を落とす形となれば、配当妙味にもありつけるというもの。

前走芝スタートでダッシュがつかなかったことを見ても、今回ダートスタートとなるのはプラス材料で、さらに距離短縮もプラスに働きそうだ。またここで乗り慣れた松山弘平Jに乗り替わりとなることもプラスと見て、レッドジョルトを狙いたい。